たく|新規事業コンサル

大手日系企業から新規事業コンサルへ。1年目で一番きつかったことと、失ったもの

2026-09-28 ・ 失敗談・意思決定の分岐

1年目で一番きつかったのは、資料のクオリティだった

コンサルに来て、1年目で一番きつかったのは、クライアント向けの資料を作ることだった。資料はただ作ればよいものではない。一つ一つの文字、図形、色使いに意味がある。その一つ一つを精度高く作り込んでいくのが、想像していたよりずっと大変だった。

資料は、ただきれいに見せるものではなかった。自分が考えたことと、それをもとにクライアントにどう動いてもらうかの集大成で、見た目の裏側に緻密なロジックがある。そこを精度高く作り込むのが大変だった。

「そこまでやるのか」と思った場面

クライアント自身が検証をなかなか進められないことがある。そういう時、私は待たずに自分で手を動かした。あるものを試しに売りたい局面で、売ってくれる店舗を飛び込みで探したことがある。

飛び込みに不安があるクライアントに対して、「こうやるんだ」と見せるように動いた。結果として、先方はトライアルに賛同してくれ、実際に実施できた。コンサルの仕事は資料を作るだけではない、と分かった場面だった。

コンサルに来て失ったもの

いまのところ、失ったと感じるものはない。ただ一つ想定しているのは、自分が事業の最前線にいない時期が生まれる可能性だ。

支援をしていると自分で事業をやりたくなり、事業をやるとまた支援もしたくなる。これはコンサルのあるあるだと思う。私は事業会社側とコンサル側の両方を経験できていることを、とても良いと思っている。転職を考える人には、どちらかを選ぶ話ではなく、自分がいまどちらの側にいたいかを見る話として伝えたい。

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