コンサルに向いていない人と、面接で落ちる人の共通点
自分が選考を受けたとき、また実際に働き始めてから見聞きした範囲で、共通点を整理しておく。共通点を整理しておく。誰かを否定するための話ではなく、これから面接を受ける人が自分を振り返る材料になればと思って書く。特別な対策というより、日頃の考え方や動き方に近い話だと思っている。
面接で落ちる人に共通すること
面接で落ちる人に共通するのは、能動的に動けない人だと思う。これまでのキャリアが大きな成功であってもなくても、自分できちんと振り返ったうえで、自分の想いを持っているかどうかが見られている。振り返りが浅いまま話す人は、質問を重ねるうちに答えが薄くなっていく。誰かに言われたことをそのままなぞっているだけだと、深掘りされた瞬間に言葉が続かなくなる。
これは経歴の派手さとは関係がないと思う。地味な仕事の中でも、自分なりに考えて動いてきた跡がある人は、話していてすぐに分かる。逆に、周りに流されて動いてきた人は、経歴が立派でも、そこが薄いままになりやすい。
向いていないと感じた人の特徴
向いていないと感じた人に共通していたのは、知的好奇心が少ないことだったと思う。新しいことを知る面白さより、面倒に感じる気持ちの方が先に立つ人がいる。分からないことに出会ったとき、それを面白がれるか、避けたくなるかの違いは、日々の仕事に積み重なっていくと感じている。
ただ、これは能力の差ではないと思う。単なる居場所の問題だと思う。向き不向きの話であって、優劣の話ではない。コンサルという場所が合わなかっただけで、その人自身の価値が下がるわけではないと思う。
思考が凝り固まっていないか
もう一つ大事だと感じるのは、身につけたやり方を手放せるかどうかだと思う。これまでのやり方に慣れているほど、新しいやり方に切り替えるのは難しくなる。年齢を重ねるほど、このアンラーニングがしにくくなると感じている。前のやり方で結果が出ていた人ほど、そのやり方を疑う機会が少なくなるのだと思う。
「20代のうちに動いた方がいい」という話をよく聞くが、私は半分正解だと思っている。年齢そのものが問題なのではなく、思考の柔らかさが年齢とともに失われやすい、というのが実感に近い。20代でも凝り固まっている人はいるし、その逆もいると思う。
3つの共通点
知的好奇心、能動的に動けるか、やり方を手放せるか。この3つが、私が見てきた範囲での共通点だと思う。どれも能力そのものではなく、いまの自分の癖の話だと思っている。面接の対策として付け焼き刃で用意できるものではなく、日頃からどう考え、どう動いているかがそのまま出る部分だと感じている。だからこそ、面接で見られているのは経歴そのものより、そこまでの積み重ねなのだと思う。
向いていない、と感じた人を否定したいわけではない。その人に合う場所は、別のどこかにあると思っている。合わない場所で無理をし続けるより、早めに向き不向きに気づけた方が、その人自身にとってもいいはずだと思う。