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VC・スタートアップ・事業会社・コンサルで迷って、コンサルに決めた理由

2026-09-29 ・ 意思決定の分岐

迷ったのは、支援と事業実行のどちらに近い場所にいたいかだった

転職を考えたとき、VC、スタートアップ、事業会社、コンサルの4つで迷った。どれも新しい事業に関わる仕事という意味では共通していたが、支援する側に立つか、自分で事業を動かす側に立つか、迷いの軸はそこにあった。

自分が能動的に動ける場所かどうかも気にしていた。ただ、それだけでは決め手にならなかった。どの選択肢も、それぞれの立場から新しい事業に関われる点は同じで、優劣をつけられるものではなかった。

4つを並べて比べているうちに、自分がいま何を先に得たいのかがはっきりしていないことに気づいた。決め手を一つに絞れなかったのは、比較の軸がまだ自分の中で整理できていなかったからだと思う。

決め手は、体系的なスキルが一番つきそうだったこと

最後に決めたのは、自分に体系的なスキルが一番つきそうな場所がコンサルだったこと。私は将来の独立を考えているので、スキルが体系的に身につくかどうかは、重要な判断材料の一つだった。

VCやスタートアップでも学べることは多いと思うが、体系立てて教わる、という意味では、コンサルの方が近道に見えた。独立を見据えるなら、先に土台を固めておきたいという気持ちが強かった。目の前の面白さだけでなく、数年後に何が残るかを基準に考えた結果だった。

エージェントと何度も話し、企業の紹介も受けて判断した

一人で決めた話ではない。転職エージェントの方と何度も話し合いを重ね、実際に企業の紹介も受けたうえで、総合的に判断した。話し合いを重ねるたびに、自分の中の迷いの言語化が進んだ。

何を優先したいのかは、最初から明確だったわけではない。人に話す中で整理されていった部分が大きい。一人で考え込むより、話しながら決める方が自分には合っていたと思う。企業の紹介を受けたことで、選択肢が頭の中の想像だけで終わらず、具体的な比較として並べられたのも大きかった。

こういう人にはVC・スタートアップ、こういう人にはコンサル

迷った4つのうち、VCやスタートアップは、早い段階から意思決定の当事者になりたい人、自分の手で事業を動かしたい気持ちが強い人に向くと思う。コンサルは、まず体系的にスキルを身につけたい人、様々な案件を通じて土台を作ってから次を考えたい人に向く。優劣の話ではなく、いま何を先に得たいかの違いだと思う。

迷っている段階の人に伝えたいのは、どちらが正解かを探すより、自分がいま欲しいものを先に言葉にしておいた方がいいということだ。私の場合、それがスキルだった。事業を動かす経験は、その後からでも積めると考えた。

私はスキルを先に得ることを選んだ。この選択が正しかったかどうかは、まだ答えが出ていないと思う。それでも、迷った末に自分で言葉にして選んだという事実だけは、今でも支えになっている。

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