ジョブローテで身についたもの、つかなかったもの。大企業出身者がコンサルで使えるスキル
役立ったのは、大企業の内部事情を知っていること
前職のジョブローテで経験したことのうち、コンサルで一番役立ったのは、大企業ならではの社内政治や、ロジックだけでは動かない実態を知れたことだ。
クライアントが大企業の場合、そういった内部事情を知らないまま正論をぶつけても、相手は動かない。相手が動きやすいようにこちらから誘導し、動かすクセが前職でついた。これはコンサルに来てからも、そのまま使っている。
「その会社でしか使えないスキル」は半分正解で半分違う
大企業にいると、「その会社でしか使えないスキルばかり身につく」と言われることがある。私の実感では、半分正解で半分は違う。
組織の力学を読むこと、正論が通らない時に相手をどう動かすか。こうしたものは外でも使える。大企業にいる人は、そういう力を意識して身につけていくのがよいと思う。
ただし、専門性は身につきにくい
一方で、ジョブローテでは専門性が身につきにくい場合がある。営業、企画、新規事業と回った私にも、その実感はある。
だから大企業にいる人ほど、専門性をどこで作るかを決めてキャリアプランを組み立てる必要がある。ジョブローテは無駄ではなかった。ただ、何が身について何が身についていないかは、自分で見極める必要がある。